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今こそ図書館を利用するべき4つのメリットを解説!

現代人にとって、スマートフォンやインターネットが情報収集や学習の主流になっていますね。しかし、その一方で図書館という貴重なリソースが十分に活用されていないことも事実です。図書館は単なる「本を借りる場所」ではなく、多くの可能性を提供してくれる空間です。
ここでは、図書館を若い人ほど積極的に利用するべき理由を解説していきます。

図書館という場所

図書館は「知識の宝庫」としての役割を果たしていますが、それ以上に「新たな発見をする場所」としても魅力的です。InstagramやTikTokなどのSNSでは、アルゴリズムが興味関心に基づく情報を提示するため、どうしても同じジャンルや分野に偏りがちです・・・。
一方、図書館では書棚を歩く中で、全く予想していなかった本に出会う可能性があります。この偶然の出会いは、新たな興味を芽生えさせたり、視野を広げたりする貴重な機会を提供してくれます。

また、図書館は「静けさ」という独特の環境を持っています。多くの若者が抱える「情報過多」の状態から解放され、集中力を高める環境としても理想的です。

図書館を利用するメリット

若い人が図書館を利用することで得られる具体的なメリットは数多くあります。

  1. 学びを深める環境
    図書館は勉強やリサーチに最適な場所です。静かで落ち着いた空間は集中力を高め、試験勉強や課題に取り組む際に効果的です。また、インターネットでは得られない専門書や古い資料も利用でき、学術的な研究にも役立ちます。
    今では司書さんが常駐しており、「こんな感じのことが書いてある本が欲しい」と言えば、そのキーワードで書物を検索&紹介してくれるところもあります!
    最寄りの図書館の蔵書だけでなく、県立図書館の蔵書も取り寄せなどできる自治体もあります。
    ※詳しくは最寄りの図書館に問い合わせてみてください。
  2. 経済的な利点
    本屋で書籍を買ってみたものの「これ面白くなかった・・・>_<。」なんてことありませんか?読まずに放置してしまった本が私の本棚にはたくさんあります。。。
    本屋で書籍購入する際は一冊が高価な場合もありますが、図書館なら無料で利用できます。この点は非常に大きな魅力ですよね。仮に面白くなかったとしても、ダメージ0で次の本に移ればいいのですから。
    また、電子書籍やオーディオブックの貸出を行っている図書館も増えており、コストを抑えながら最新の情報を得ることができますよ。
  3. 活字に触れる習慣の形成
    図書館では2週間の貸出期間があり、返却時に別の本を借りていくことができます。そのサイクルは活字に触れる習慣化に繋がります。また、新着図書や司書さんのおすすめ書籍が更新されるため、自身では目につかなかった本に出合える確率が高まります。
  4. 自己成長とキャリア形成
    図書館は趣味やスキルアップに役立つ情報を提供しています。資格取得や語学学習のための本、自己啓発書など、さまざまなジャンルの書籍が揃っています。これらを活用することで、個人の成長や将来のキャリア形成に活用できます。
  5. コミュニティの一員としてのつながり
    図書館では、読書会やワークショップ、講演会などのイベントが開催されることがあります。こうした機会に参加することで、同じ興味を持つ人々と交流できるだけでなく、新たな人間関係を築くことができます。
    小さなお子さんをお持ちの方であれば、「読み聞かせ」など無料で参加できるプログラムがありますので、ぜひ確認してみてください!

図書館利用のデメリット

一方で、図書館の利用にはいくつかのデメリットも考えられます。

  1. アクセスの問題
    特に地方では、図書館が遠くにあったり、営業時間が限られていることが利用のハードルになる場合があります。
  2. デジタル化の不足
    一部の図書館では、まだ十分にデジタル化が進んでおらず、オンラインでの資料検索や電子書籍の利用が限定的な場合があります。

図書館の価値を再発見しよう!

上記デメリットもあるものの、図書館は私たちの人生とって価値の高い場所であり、正しく活用することで多くのメリットを享受できます。無料で利用できる多様なリソースや、偶然の出会いの可能性、集中できる静かな環境など、図書館ならではの魅力を改めて体感してみましょう。
学生時代に勉強をしに行くだけの場所じゃないですよ!?

若い世代が図書館をもっと身近な存在として活用することで、知識や経験を深めるだけでなく、未来を切り拓くための新たな可能性を見つけられるはずです。
次の休みには、ぜひ地元の図書館を訪れてみてはいかがでしょうか?